高額請求や詐欺に注意!日本での携帯電話のトラブル事例と対策を紹介

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日本で携帯電話を契約したものの、プランを理解していなかったり、ルールを知らなかったりすることで、思わぬトラブルを招くことがあります。

今回は、外国人によくある携帯電話のトラブル事例と、その対策について解説します。

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事例①高額請求
日本の携帯電話は、毎月の利用料が後から請求されるポストペイド式。毎月の料金が一定でないことが多く、予想以上に請求が高額になることがあります。契約プランの上限以上のデータ使用や、長時間の国際通話をしてしまったことが原因です。

《対策》携帯キャリアや格安スマホのプランには、毎月の通信量に応じて料金が決まるプランや、無制限プランもあります。自分がどのプランで契約しているのか、きちんと把握しておきましょう。できるだけWi-Fi環境下で使うよう心がけ、通話は「WhatsApp」や「LINE」などのアプリを利用しましょう。

事例②不要なオプション
携帯キャリアで契約すると、様々なオプションがセットになったプランを勧められることがあります。例えば、通話無料や故障時の補償、ウイルス対策などです。これらは、初月は無料であることが多く、後から解約できますが、日本語の説明が十分に理解できないまま、不要なオプション料金を払い続けるケースが多くあります。

《対策》契約の際は、自分に必要なオプションのみを選びましょう。オプションが不要な場合は、全て断っても問題ありません。多言語でサポートしてくれる携帯キャリアに行くか、日本語ができる友人や会社の担当者に一緒に確認してもらうのがおススメです。

事例③携帯端末やSIMカードの売買
契約中の携帯電話やSIMカードを、他人に貸したり売ったりしてしまうケースが多発してしまいます。売買された携帯電話やSIMカードは、振り込め詐欺などの犯罪に利用される可能性が高く、悪気はなくても罪に問われてしまいます。

《対策》たとえ帰国前で、日本の携帯電話がいらなくなったとしても、SNSなどの「携帯電話・SIMカード高値で買い取ります」といった募集には、絶対に応募してはいけません。帰国の際は、必ず携帯電話を解約しましょう。キャリアによっては、解約後にSIMカードの返却を求められることがあります。SIMカードを抜いた携帯電話は中古店で買い取ってもらえます。


日本の携帯電話の契約は、プランが多岐にわたりとても複雑です。プリペイド式に慣れている人は、日本のポストペイド式の契約内容や料金体系に戸惑うことが多いかもしれません。扱いを誤ってトラブルにならないよう、信頼できる人に相談するのはもちろん、自分でもしっかりと契約内容やルールについて理解しておきましょう。

本コラムは、日本での生活に役立つ知識や情報をお届けし、頑張るあなたを応援しています。

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