「海外で働いてしっかり稼ぎたい」というあなた、日本の新しい在留資格「特定技能」をご存じですか?
特定技能は、日本で2019年に導入されたばかり。特定技能では、介護や製造、外食業など、様々な分野で働くことができ、在留期間は最長5年間(特定技能1号の場合)。
同じ業種なら転職もできるので、働き方の自由度がぐっと増します。給料も、日本人と同じ水準にするよう示されている制度です。気に入った職場で長く働け、安定した収入を得やすくなります。
特定技能で働ける分野は、以前は12分野でしたが、16分野に拡大され、選択肢が増えました。
特定技能(1号)の対象分野(※2024年6月時点)
①介護
②ビルクリーニング
③工業製品製造業
④建設
⑤造船・舶用工業
⑥自動車整備
⑦航空
⑧宿泊
⑨農業
⑩漁業
⑪飲食料品製造
⑫外食業
⑬自動車運送業
⑭鉄道
⑮林業
⑯木材産業
16の分野のいずれかで働きたいとお考えで、日本語力にも自信がある方は、「特定技能」の資格取得をめざして試験にチャレンジするべきでしょう。
自国で特定技能の試験が受けられない場合は、短期滞在ビザで来日しての受験も可能です。
技能実習生としてすでに日本に在留している方は、要件を満たせば、特定技能への移行も可能。帰国せずに引き続き日本で働くことができます。
特定技能が導入された背景には、日本の深刻な労働力不足があります。海外の人に、「日本で働きたい」と思ってもらえるよう、給料や待遇を改善している真っ最中なのです。
日本で働いて、高収入やキャリアップを期待するなら、特定技能は大きなチャンスと言えるでしょう。
本コラムは、日本での生活に役立つ知識や情報をお届けし、頑張るあなたを応援しています。
次回からは、特定技能の種類や試験などについてお伝えしていきますね。どうぞお楽しみに!
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次の記事はこちら:家族と一緒に日本に永住の可能性も?特定技能1号と2号の違いとは