特定技能で転職先を探すには?利用できるサービスや注意点を解説!

日本で働く

「日本で転職したいけど、仕事の探し方がわからない」とお悩みの方もいるでしょう。

今回は、特定技能の外国人が転職先を探す方法や注意点を紹介します。

日本でお仕事をお探しの方はご相談ください!

■転職先を探すには
①ハローワークを活用する
ハローワーク(公共職業安定所)は、国営の就職支援機関です。多くの企業が求人情報を登録しており、外国人向けの求人も増えています。ハローワークは全国に窓口があり、求人の検索や閲覧の他、就職の相談や紹介も無料です。

通訳がいるハローワークもありますが、母国語に対応していないことも多いので、ある程度の日本語力がないと利用しづらいかもしれません。東京、名古屋、大阪、福岡といった都市部であれば、「外国人雇用サービスセンター」で、就職支援が受けられます。

②SNSを活用する
FacebookなどのSNSで求人を探す人も多いでしょう。SNSでスタッフ募集を行う日本の企業もたくさんあります。特定技能の求人を投稿しているグループやコミュニティに参加すれば、最新の情報を入手しやすくなります。

ただし、SNSの利用には注意が必要。一部の悪質な業者や個人から、仕事の紹介料として高額な手数料を要求されるケースがあるのです。日本の法律では、仕事を探している本人から手数料を取ることは禁止されています。もしお金の支払いを求められたら、やり取りを中止しましょう。

③人材紹介会社(エージェント)を利用する
日本には、外国人専門の紹介会社もたくさんあります。希望条件に合う求人の紹介や面接日程の調整、就業後のサポートといったサービスを無料で受けられます。登録支援機関を兼ねているところが多いので、仕事だけでなく、生活面でも様々な支援があり、安心です。

→「<特定技能>日本で安心して働くための10の支援制度とは 」

エージェント選びも慎重に行いましょう。実績があるか、母国語に対応しているかなどをホームページやネットの口コミで確認することが大切です。

このように、様々な転職先の探し方がありますが、特定技能の転職には一定の要件があり、簡単ではありません。転職のための手続きに時間がかかり、何か月も無収入になるリスクもあるのです。

また、契約期間が決まっている人は、今働いている会社を途中で辞めることはできません。どうしても辞めたいときは、会社と相談します。契約期間が決まっていない場合でも、2週間前までには「退職したい」と伝えなければなりません。会社によっては、1~2か月前に申し出るよう、規則で定めているところもあります。ルールを守り、いきなり辞めないようにしましょう。

転職をお考えの特定技能の方におすすめなのは、まずは登録支援機関や企業の支援担当者に相談することです。もし、今の働き方に不満があるなら、転職しないですむよう待遇を改善してもらうきっかけになるかもしれません。

特定技能の在留期間は、1号の場合は5年間。1つの職場で実務経験を積んで、熟練になれば、在留期限の定めのない2号へのステップアップも夢ではありません。

転職したい場合は、1人で決めずに、必ず第三者に相談しましょう。

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