「日本で働くにはどうしたらいいの?」という方に、知っておいてほしいのが「送出機関」の存在です。
送出機関は、日本で働きたい人を募って、就労のサポートをしてくれる機関。
技能実習や特定技能などの日本の制度を利用して求職する場合は、送出機関の世話になることが多いでしょう。二国間で協定を結んだベトナムやミャンマーのように、政府認定の送出機関の利用が必須の国もあります。
送出機関には、以下のような役割があります。
①人材の募集・選考
日本で働きたい人を募集し、候補者を選びます。
②就職のあっせん
日本での就職先を紹介します。
③日本語の教育
日本語や日本の文化・習慣を学ぶための研修を行います。
④各種書類の申請・提出のサポート
ビザの申請を始め、必要な書類の準備や手続きを補助します。
⑤在留中のフォローアップ
労働環境や生活面でのトラブルの相談窓口になります。
送出機関を利用すれば、日本での就職先を探してもらえるうえに、入国までの準備や手続きもスムーズです。
ただし、送出機関の中には、満足なサポートがなかったり、高額な費用を請求してきたりするところがあるので、注意が必要です。知人や友人の紹介だからと安易に選ぶのではなく、評判や実績をしっかりと確認しましょう。
送出機関について正しい知識を身につけることで、日本で働くために多額の借金を抱えるような心配は減らせます。
次回は、信頼できる送出機関の選び方について解説していきますね。
日本でお仕事をお探しの方はフォームよりお問い合わせください。
次の記事はこちら:その送出機関、大丈夫?信頼できる送出機関を選ぶには