JLPT(日本語能力試験)に合格すれば就職に有利?試験の概要や申し込み手順を解説!

日本語の勉強

JLPT(日本語能力試験)の合格を目標に、日本語の勉強を頑張っている人も多いのではないでしょうか。

今回は、JLPTについて解説していきましょう。

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JLPTは、外国人の日本語能力を評価するための試験です。日本語以外が母国語の人なら、年齢制限などなく誰でも受験できます。日本だけでなく世界各地で実施されており、2023年には150万人近くが挑戦しています 。

JLPTにはN5~1までの5つのレベルがあります。N5が最もやさしく、最も難しいのがN1です。自分の日本語力や目的に合わせてレベルを選んで受験しましょう。

特定技能の在留資格では、N4以上の合格が必須です。技能実習で働く場合も、N4以上の日本語力が求められることが多いでしょう。JLPTのレベルが高いほど、日本での就職に有利になります。

→「日本語が話せなくても日本で働ける?あなたの日本語レベルを図る目安とは

JLPTの試験は、日本では7月と12月の年に2回開催されます。海外では、7月か12月どちらか片方だけの場合もあります。 日程や会場などの詳細は、日本国際教育支援協会のウェブサイトで確認できます。

日本での受験の流れは以下の通りです。

1.日本国際教育支援協会のウェブサイトで、試験の日程や申し込み受付期間を確認します。申し込み受付期間は、試験実施日のおよそ4カ月前です。

2.日本国際教育支援協会のウェブサイトでMyJLPTに登録します。登録することで、受験の申し込みや結果の確認、証明書の発行などをインターネットで行えるようになります。

3.申し込み受付期間内に申し込みを済ませ、受験料を支払います。受験料は、2024年の時点で7,500円です。クレジットカードや銀行振込、コンビニエンスストアで支払えます。

4.試験日のおよそ1カ月前に受験票が届きます。受験票を見て試験会場の場所を確認します。受験票は、試験日まで大切に保管します。

5.試験日に受験します。遅刻した科目は不合格になりますので、開始時間に間に合うように会場に到着しましょう。

6.試験日の約2か月後に合否結果通知書が送られてきます。合格者には日本語能力認定証が発行されます。MyJLPTにログインすることでも試験結果を確認できます。

日本語能力検定で重視されるのは、「読む力」と「聞く力」です。試験では「言語知識(文字・語彙・文法)」「読解」「聴解」の3分野の日本語力を測ります。解答は四択のマークシート式で、会話や作文の試験はありません。

JLPT合格をめざすなら、試験勉強を頑張るのはもちろん、街中の看板に書かれた日本語を読んだり、日本のニュースやドラマの音声を聞いたりして、日常生活の中で自然に「読む力」と「聞く力」を養う工夫をするのが効果的です。

JLPTの試験合格はあなたの夢への第一歩。検討をお祈りします!

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