日本の満員電車にストレスを感じたことはありませんか?
特に大都市では、朝夕の通勤時にはすさまじいラッシュが起こります。乗り降りをスムーズにするためにも、マナーを守ることはとても重要です。
今回は、電車に乗るときのマナーをご紹介しましょう。
■乗車の順番を守ろう
駅のホームは、乗車位置が決まっています。乗車口に列ができている場合は、並んで順番に乗車しましょう。降りる人が優先です。駆け込み乗車は危険なのでやめましょう。
■電車内では静かに過ごそう
車内で大きな声で話すのはマナー違反です。スマートフォンはマナーモードにし、通話は控えます。イヤホンで音楽を聴くときも、周りに音が漏れないよう音量に注意しましょう。
■優先席は必要な人に譲ろう
高齢者や体の不自由な人、妊婦などのための優先席があります。空いていれば誰でも座れますが、混んできたときには必要な人に席を譲りましょう。
■女性専用車両について
安全と言われる日本の電車ですが、実は痴漢被害が多いのです。そのため、大都市の鉄道の多くでは、女性が安心して乗車できるよう、朝夕の混雑時には女性専用車両が設けられています。車両に「女性専用」と表示されていたら、男性は乗らないよう注意しましょう。
■混雑時は荷物を前に抱えよう
朝夕の通勤ラッシュ時など、混雑した車内でバックパックを背負ったままだと、他の人にぶつかって迷惑です。混雑時は前に抱えたり足元に置いたりして、周りの人のスペースを確保しましょう。
■座り込まない
通路やドア付近で座り込んではいけません。乗り降りする人の迷惑になります。足元にスペースがある場合でも、座り込まずに、立っているのが基本です。
■座席は詰めて座ろう
たくさんの人が座れるよう、座席は詰めて座ります。足を広げたり伸ばしたりして、他の人のスペースを圧迫しないようにしましょう。
■咳やくしゃみは周囲に配慮しよう
混雑した車内では、感染症対策に気を遣うことも大切です。咳やくしゃみが出そうなときは、手やハンカチで押さえるか、マスクをします。
■出入り口をふさがない
車内でドア付近に立ったときは、出入り口をふさがないよう、自分の降車駅でなくても、いったんホームに出ましょう。そうすることで、他の人がスムーズに乗り降りできます。
■リクライニングシートはゆっくり倒そう
新幹線などのリクライニングシートをフルで倒したいときは、後部座席の人がミニテーブルを使っていないか確認し、ゆっくり倒しましょう。
いかがでしたか?
日本の電車は、ラッシュ時でもとても静かです。乗客1人ひとりがマナーを守ることで、満員電車のストレスを減らせるよう努めているのです。
次に電車に乗るときは、今回ご紹介したマナーを意識してみてくださいね。移動が快適になるだけでなく、周囲を思いやる習慣も自然と身に付くでしょう。
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