タバコを吸う人は要チェック!意外と厳しい日本の喫煙ルール

日本で暮らす

今回は、タバコを嗜む人のために、日本の喫煙ルールをお伝えしましょう。

まず、日本でタバコを吸っていいのは20歳からです。購入するときに店頭で年齢確認が求められます。

そして、買ったタバコはどこでも吸っていいわけではありません。路上での喫煙や歩きタバコは条例で規制されていることがほとんどです。吸い殻をポイ捨てすると、罰金を取られることがあります。

外でタバコを吸うときは、できるだけ周りに人がいない場所か、専用の喫煙エリアを探しましょう。駅やショッピングモール、オフィスビルの一角に喫煙ブースが設けられていることもあります。

飲食店は、原則として禁煙です。食後に一服したい人も多いでしょうが、店の入り口に「喫煙可能」の標識がある店以外では、タバコを吸ってはいけません。

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タバコの煙は、吸っている本人だけでなく、周囲にいる人の健康にもよくありません。タバコの匂いで気分が悪くなる人もいます。

外だけでなく、自宅でも注意が必要です。マンションやアパートなどの集合住宅に住んでいる場合、ベランダや換気扇の下でタバコを吸うと、煙や臭いが近所に流れてしまうことがあります。「洗濯物がタバコ臭くなった」と苦情を言われることもあるのです。

近隣とのトラブル防止のために、会社の寮や賃貸住宅では、室内での喫煙を禁止していることが多いでしょう。

昔は日本でもタバコを吸う人が多く、どこに行ってもタバコの煙が充満している…なんて時代もありました。でも、タバコの健康被害についての知識が広まってからは、吸わない人への配慮が非常に求められるようになっています。

パイプタバコや水タバコ、電子タバコ、加熱式タバコも同様のルールが適用されます。

母国で何の規制もなくタバコを吸っていた人にとっては、日本の喫煙ルールは、かなり厳しく感じられるかもしれませんね。

でも、考えようによっては、日本での生活は禁煙のチャンスかもしれません。ルールに縛られて肩身の狭い思いでタバコを吸うより、いっそやめた方が健康に良いのは間違いありません。

それに、日本のタバコの価格は1箱あたり約600円と高額です。仮に3日に1箱吸うとしても、1年間で約73,000円の出費。もしタバコをやめれば、その分を貯金や仕送りに回せます。

日本に来たこの機会に、喫煙ルールを守りつつ、禁煙も考えてみてくださいね。

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