日本の祝日は何日あるの?祝日の種類と由来を解説!

休日事情

日本にはどんな祝日があるのか、気になりませんか?

日本の祝日は、1年間に16日。世界で最多のミャンマーの30日には敵いませんが、世界平均の10日からすると多い方と言えるでしょう。

今回は、日本の16の祝日を紹介します。祝日の意味や由来を知ることで、日本の文化や風習への理解を深めるのに役立つでしょう。

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■ 1月1日:元日
新年の始まりを祝う日です。多くの人が家族と過ごし、神社やお寺に初詣に行きます。

■ 1月の第2月曜日:成人の日
20歳になった若者を祝う日です。各地で成人式が開催され、着物姿の若者が街を彩ります。日本の成人年齢は、2022年に18歳に引き下げられましたが、ほとんどの地域では、慣例的に20歳を対象に成人式を行います。

■ 2月11日:建国記念の日
日本の建国を祝う日です。全国各地の神社などで行われる式典に参加すれば、日本の伝統を感じることができます。

■ 2月23日:天皇誕生日
現在の天皇陛下の誕生日を祝う日です。天皇は、日本古来の伝統を受け継ぐ、国の象徴です。様々な祝賀の儀式が行われ、TVなどで中継されます。

■ 3月20日ごろ:春分の日
「自然を称え、生物をいつくしむ」日です。昼と夜の長さが等しくなる日とされ、毎年2月に国立天文台が公表する暦要項で日付が確定します。

■ 4月29日:昭和の日
「昭和」は、1926~1989年までの日本の年号です。戦争、敗戦からの復興など激動の時代である昭和を振り返り、未来への教訓とする日です。この日から5月5日まで祝日が立て続くので、公休や有休と組み合わせて長期休みにする人も多く、「ゴールデンウィーク」と呼ばれています。

■ 5月3日:憲法記念日
日本国憲法の施行を記念する日です。

■ 5月4日:みどりの日
日本の豊かな自然に親しむ日です。

■ 5月5日:こどもの日
子どもの成長と幸福を祝う日です。主に男の子のいる家庭では、「こいのぼり」や「飾り兜」を飾り、「ちまき」「柏餅」などの伝統のお菓子を食べます。

■ 7月の第3月曜日:海の日
日本は海に囲まれた島国。海から受ける恩恵に感謝する日です。各地で海にまつわるイベントが開催されます。海水浴や海辺でのバーベキューを楽しむ人も多いでしょう。

■ 8月11日:山の日
日本の国土の大半は山なので、山から受ける恩恵もたくさんあります。山に親しむ日として、登山やハイキングを楽しむ人が多いです。

■ 9月の第3月曜日:敬老の日
高齢者を敬い、長寿を祝う日です。その年のカレンダーによっては、公休や秋分の日と組み合わせて5連休になることもあり、「シルバーウィーク」と呼ばれています。

■ 9月23日ごろ:秋分の日
春分の日と同様、昼夜の長さが等しい日です。「祖先を敬い、亡くなった人々をしのぶ日」とされています。

■ 10月の第2月曜日:スポーツの日
「スポーツに親しみ、健康で活力ある社会の実現を願う日」です。各地でスポーツイベントが開催されます。

■ 11月3日:文化の日
「自由と平和を愛し、文化を進める日」です。皇居で文化勲章親授式が行われるなど、文化的なイベントが多く開催されます。

■ 11月23日:勤労感謝の日
働く人に感謝を示し、仕事の成果を祝う日です。日ごろの仕事の疲れを癒すためにも、のんびりと過ごしましょう。

祝日が日曜日に重なる場合は、翌日が振替休日となります。祝日や土日は、仕事が休みの人が多く、観光地や交通機関が混雑しますので、お出かけの際は注意してくださいね。

一方で、介護や飲食、宿泊といったサービス業では、「祝日も出勤」という人もたくさんいます。年間休日の関係で、祝日を出勤日としている会社もあります。祝日に休めない場合も、有給休暇をはじめ、様々な種類の休暇がありますので、平日と休暇をうまく組み合わせて日本の生活を楽しんでくださいね。

本コラムは、日本での生活に役立つ知識や情報をお届けし、頑張るあなたを応援しています。

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