年に1度、2月16日~3月15日に行われる確定申告は、用意する書類や手続きが複雑で、日本人でも苦労します。ましてや、日本語に慣れていない外国人にはかなりハードルが高いでしょう。
確定申告は、国税庁のサイトの「確定申告書作成コーナー」などを利用すれば、スマートフォンで手軽に行えますが、間違えていないか不安になりますよね。名前が長くて、文字数制限でスマートフォンでの入力ができなかった、なんていう例もあります。
そこでおすすめなのが、確定申告会場に行って、職員に教えてもらいながら申告する方法です。今回は、確定申告会場を利用する際の手順を紹介しましょう。
①必要書類を準備する
会社から配布してもらうほか、自分で用意しなければならない書類がたくさんあります。もれのないよう、早めに準備しましょう。
・源泉徴収票
・マイナンバー通知書
・在留カード
・居住形態等に関する確認書
・預金通帳
・親族関係書類/送金関係書類(扶養控除を受ける場合)
外国人が日本で確定申告をするには?まずは必要書類をそろえよう
②事前予約する
確定申告の期間は税務署がとても混雑します。大勢の人に対応するために、確定申告用の特設会場が設けられていることが多いでしょう。確定申告会場に入場するには、整理券が必要です。整理券は、当日に会場で配布されています。朝に整理券をもらい、整理券に指定された時間に入場します。
国税庁の公式LINEを友達登録しておけば、整理券を事前に発行してもらうことができます。整理券の発行状況も確認できます。
③指定された時間に会場に行く
会場は大変混雑しています。待ち時間が長くなるのを覚悟して、整理券で指定された時間より早めに到着するようにしましょう。順番が来たら、職員が必要書類の確認をしてくれます。書類に不備があるとその日は確定申告ができません。忘れ物がないよう注意しましょう。
また、会場によっては通訳や日本人の同行を求められる場合があります。日本語に不安のある方は事前に監理団体や登録支援機関に相談しておくと良いでしょう。
④申告書を作成する
職員の指示に従って、申告書を作成します。書き方やパソコンへの入力方法がわからなくても、丁寧にサポートしてもらえるので安心です。
⑤提出する
申告書の作成が終わったら、その場で税務署に提出します。これで確定申告の手続きは完了です。
確定申告で税金の還付がある場合は、申告から約1カ月後に自分の口座に振り込まれます。納付しなければならない場合は、確定申告の期限内(3月15日)までに納めます。
手間はかかりますが、払いすぎた税金が戻ってきたり、翌年の住民税が安くなったりとメリットが大きい確定申告。まずは、必要書類をそろえて予約を取り、スムーズに手続きを終わらせましょう!
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