日本の銀行口座を安全に使うには?犯罪に巻き込まれないための注意点を解説!

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日本での生活に欠かせない銀行口座。ただし、お金に関わるものだけに、正しく取り扱わないと思わぬトラブルに巻き込まれることがあります。

今回は、銀行口座を安全に利用するためのルールや注意点をご紹介しましょう。

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■暗証番号を教えない・忘れない
銀行のキャッシュカードの暗証番号は自分だけの秘密。たとえ家族や親しい友人であっても教えてはいけません。暗証番号を決めるときは、誕生日や連続した数字など、推測されやすいものは避けましょう。

もし暗証番号を忘れてしまい、ATMで間違った番号を3回連続で入力すると、ロックがかかり使用できなくなります。キャッシュカードのロック解除や再発行には、時間も手間もかかりますので、忘れにくく推測されにくい暗証番号にしましょう。

■個人情報に変更があれば届け出る
住所や電話番号が変わったときは、必ず銀行に届け出ます。在留期限を更新したときや、技能実習から特定技能に移行したなど、在留資格が変わったときも届出が必要です。銀行に登録してある情報が古いままだと、サービスの利用が制限されることがあります。

■銀行口座を貸したり売ったりしない
銀行口座は自分だけのもの。他人に貸したり売ったりするのは法律違反です。「生活費の足しに」と軽い気持ちで口座を貸して、詐欺などに悪用されるケースが多発しています。銀行口座が犯罪に利用された場合、自分も罰則を受ける恐れがあります。SNSなどで誘われても、絶対に応じてはいけません。

■帰国するときは解約する
在留期間が終わって帰国するときは、必ず銀行口座を解約しましょう。「もう使わないから」と売却してしまうと、その口座は犯罪に利用されることがあり、売った人にも重い罰則があります。もし再入国の予定があり、銀行口座をおいておきたい場合は、銀行の窓口で相談しましょう。

日本の金融庁のページに「日本でくらすための銀行口座や送金のつかい方」の資料があります。外国語版もありますので、ぜひご覧ください。
https://www.fsa.go.jp/user/livinginjapan.html

銀行口座があれば、お金の管理や貯金がしやすくなります。ルールを守って安全に利用してくださいね。

本コラムは、日本での生活に役立つ知識や情報をお届けし、頑張るあなたを応援しています。

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