世界一の名刺大国!?日本の名刺交換のマナーを知ろう!

日本で働く

日本は世界で最も名刺を使う国なのをご存じですか?日本国内で使用される名刺は、なんと年間約100億枚!

名刺は、日常生活で使うことはほぼありませんが、ビジネスの場では、自己紹介のためのツールとして欠かせません。

仕事をする相手と初めて顔を合わせるときは、挨拶と共に名刺を交換するのが一般的です。そのため、名刺交換にも細かいマナーがあります。

今回は、日本式の名刺交換のマナーについてお伝えしましょう。

日本でお仕事をお探しの方はご相談ください!

■名刺を渡すとき
渡すタイミングは、初対面の相手と会って、挨拶を交わした後です。立場が下の人や訪問した側から渡すのが一般的です。渡すときは必ず立ち上がります。

名刺は相手が読める向きにして、両手の親指と人差し指で挟んで角を持ちます。このとき、名刺の文字の上に指がかからないよう注意します。渡す際には、軽くお辞儀をしながら「よろしくお願いします」と一言添えましょう。

■名刺を受け取るとき
相手の名刺を受け取るときも、必ずお辞儀をしながら、両手で受け取ります。「頂戴します」「ありがとうございます」など一言添えるといいでしょう。

受け取った名刺は、すぐにしまわず、相手の名前や役職を覚えるために、名刺を軽く持ち上げて目を通します。着席したときは、机の上の自分から見て自分の左側に名刺を置きます。複数枚もらったときは横に並べます。仕事の話が終わり、席を離れる際に名刺をしまいます。

■名刺交換でのNG行為

  • 汚れた名刺を渡す
  • 片手で名刺を渡す
  • 机越しに名刺を渡す
  • もらった名刺をすぐにポケットにしまう
  • もらった名刺を置き忘れて帰る

名刺交換の際は、このようなマナー違反をしないよう気を付けましょう。

名刺は、職場で作ってもらうことが多いでしょう。名刺があれば、自分の職場の連絡先がすぐに確認できますし、仕事の場以外でも、自己紹介をしたいときに便利です。

日本人は、名刺は専用のケースに入れて大事に保管します。たとえ自分が名刺を持っていなくても、名刺を受け経ったら日本式のマナーに則って大切に扱うことで、相手に良い印象を与えることができます。

最近は、業務のオンライン化でデジタル名刺も増えてきましたが、主流は紙の名刺です。日本で働いていると、名刺交換の場に出くわす機会は必ずと言っていいほどありますので、マナーを知っておくと安心です。

本コラムは、日本での生活に役立つ知識や情報をお届けし、頑張るあなたを応援しています。

日本でお仕事をお探しの方はフォームよりお問い合わせください。

お問い合わせはこちら