日本の職場で成功するには?日本人とのコミュニケーション術を解説

日本で働く

ある程度日本語ができたとしても、文化や価値観の違いに馴染むのは大変ですよね。でも、日本で仕事をするなら、違いを理解したうえでコミュニケーションを取ることが大切。

今回は、日本人とのコミュニケーションのポイントをお伝えしましょう。

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■指示があいまいなときは確認する
上司や同僚が、日本人に対するのと同じような感覚で、あいまいな指示を出すことは珍しくありません。

【例】
・「早めに終わらせて次やって」→何時までに終わらせればいいか。次に何をするのか。
・「少し考えてみて」→何について考えるのか。考えた結果何をしたらいいか。

指示がわかりにくいときは、具体的な内容を確認しましょう。

日本語が苦手だと、とっさに「わかりました」と応えてしまうかもしれません。でも、それでは日本人とのコミュニケーションは成立しません。確認することで仕事のミスが防げますし、日本人の方でも、指示の出し方を改められるでしょう。

■時間を守る
日本人は、時間を守ることをとても大切にします。仕事においては、「5分前行動」が基本です。

・始業時間の5分前には仕事ができる準備を完了する
・始業時間すぐに仕事に取り掛かる

・遅刻をしない
・勝手に長時間の休憩をしない

指示された期限までに仕事が終わらないときは、「終わらない」と気づいた時点で、すぐに上司に報告します。時間を守れる人や、報告がきちんとできる人は、日本では高く評価されます。

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■私語をしない
仕事中の私語は、日本ではマナー違反です。

・仕事中、手を止めてずっと話し続ける
・声が大きい

・母国語を話す人だけで集まる

このような状態だと、日本人との間に壁ができてしまいます。もちろん、日本人も業務の間に雑談をすることはありますし、息抜きに少し話す程度なら構いません。

休憩時間には、片言でもいいので、積極的に日本人に話しかけてみましょう。少しずつでも会話が増えれば、きっと仲良くなれますよ。

■お金の話をしない
日本人は、お金の話を人前でするのを好みません。日本人に、給料の額や家賃といったお金に関する質問をするのは、失礼にあたるので控えましょう。

以下のように言い換えて、間接的な質問にすれば、気持ちよく答えてもらえます。

【例】
「あなたの給料はいくらですか?」→「経験を積めば待遇が上がりますか?」
「住んでいる家の家賃はいくらですか?」→「「住みやすい場所はどこですか?」

もし、自分の給料が日本人より安いと感じるようなことがあれば、 職場の担当者に説明を求めましょう。

日本人とコミュニケーションを取るには、相手の価値観や文化を理解しようとする姿勢が大切です。あいまいな指示の確認や日本のマナーを守ることで、職場に馴染みやすくなるでしょう。

もし、職場でコミュニケーションの悩みがあるなら、この記事で紹介したポイントを試してみてくださいね。 

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