日本にはどんな銀行があるか知っていますか?
技能実習や特定技能の在留資格で働く人の場合、給料の振込のために、会社が指定した銀行で口座を開くのが一般的です。日本に来たばかりで何もわからないうちは、指定してもらった方が助かりますよね。
でも、本来は、給料の振込先に使う銀行は自分で指定するものです。日本にはたくさんの銀国があり、それぞれ特徴やサービスに違いがあります。
今回は、日本の銀行の種類や外国人におすすめの銀行をご紹介しましょう。
■日本の主な銀行の種類
・ゆうちょ銀行
郵便局のネットワークで、日本全国どこでも利用可能な銀行です。ATMの数が非常に多く、都市部でも地方でも手軽に利用できます。郵便局やゆうちょ銀行に設置されているATMなら、最長で23時まで無料で対応してくれる場合もあり、忙しい人には便利です。
・都市銀行
東京や大阪などの都市部に本店を構える大手銀行のことです。三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行などが有名です。日本各地に支店がありますが、都市部の方が支店やATMの数が多いので、都会で働く人には便利な銀行です。
・ネット銀行
ネット銀行は実店舗がなく、インターネットで全ての手続きを行うことができます。楽天銀行や住信SBIネット銀行などが有名です。金利が高くなったり各種手数料が無料になったりと、独自のサービスがあります。
・地方銀行
地域密着型の銀行です。地域のニーズに合わせたサービスを提供しています。基本的に、その地域にしかないので、地方在住で長く働く予定の人に向いています。
■外国人におすすめの銀行
・ゆうちょ銀行
一般的には、外国人は在留期間が6か月以上ないと銀行口座の開設はできませんが、ゆうちょ銀行では3カ月以上であれば開設できます。全国に窓口があるので、利用しやすいですし、外国人向けの案内が手厚く、「ゆうちょ手続きアプリ」を利用すれば、スマートフォンから簡単に口座開設を申し込めます。また、「ゆうちょ通帳アプリ」では、簡単な操作で利用明細や入出金ができます。
・三菱UFJ銀行/三井住友銀行
三菱UFJ銀行は、三井住友銀行どちらも日本最大規模の都市銀行で、信頼度が高いです。どちらかの口座があれば、一部のATMでは、両行のカードを無料で利用できます(※利用時間内のみ)。どちらもインターネットバンキングに対応しており、専用アプリもあります。
・楽天銀行
日本で最大手のネット銀行です。実店舗がないので対面での相談はできませんが、24時間いつでも利用でき、コンビニを利用して手軽に入出金ができます。条件を満たせば、ATM手数料が無料になったりポイントが貯まったりする特典があります。
・SBIレミットNEOBANK
海外送金サービスであるSBIレミットの銀行機能です。開設の手続きや利用はアプリで行います。多言語のカスタマーサポートや海外送金など、特定技能や技能実習の在留資格で働く人に向けた手厚いサービスを提供しています。
もし自分で口座を作るなら、会社や自宅から近い、ATMが遅い時間まで無料で使える、スマートフォンで手続きできるなど、自分の生活スタイルに合った銀行を選ぶといいですね。
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