日本に来たからには、ぜひ体験してほしいのが温泉です。
活火山の多い日本は、温泉の数も世界有数。古来より温泉を楽しむ文化があり、海外の観光客にも人気です。
有名な温泉地に行かなくても、街中でも温泉に入れる公衆浴場がたくさんあります。1回数百円で入れるこぢんまりした銭湯から、テーマパークのような大型の温泉施設まで、種類も様々です。
自宅のお風呂もいいですが、温泉に入ると、日常生活から解放され、心も体も癒されます。 今回は、日本の公衆浴場での基本的なマナーをお伝えしましょう。
■入浴前に体を洗う
浴室に入ったらまずかけ湯をして、お湯に体を慣らします。次に、洗い場で石鹸を使って体を洗います。お湯を清潔に保つためにも、しっかり汚れを落としましょう。洗い場では、シャワーのお湯や石鹸の泡が他の人にかからないよう注意します。
■洗い場をキレイに使う
洗い場で使い終わった桶やイスは、シャワーでキレイに流し、元も位置に戻します。洗い場に私物を置きっぱなしにして場所取りをしてはいけません。私物は脱衣所のロッカーや浴室内の荷物置き場に置きましょう。
■髪の毛をまとめる
湯船に髪が浸からないよう、長い髪はしばって上にあげましょう。タオルで頭を巻いて髪をまとめるか、ヘアキャップを使用してもいいでしょう。
■湯船にタオルを入れない
湯船にタオルを入れてはいけません。タオルに着いた石鹸カスや皮脂でお湯を汚さないようにするためです。タオルは湯船の外に置くか、頭に乗せておきましょう。
■泳がない
広い湯船に入ると、ついつい泳ぎたくなってしまうかもしれませんが、他の人の迷惑になるのでやめましょう。お湯に顔をつけたり、頭まで潜ったりするのもNGです。静かに湯船に浸かり、リラックスした時間を過ごしましょう。
■カメラ・スマートフォンの使用は禁止
脱衣所や浴室では、カメラやスマートフォンの使用は禁止されています。プライバシー保護のためにも、撮影は絶対にやめましょう。
■タトゥーは禁止
タトゥーをしている人は、入泉を断られるケースがあります。日本では、タトゥーは反社会的なイメージがあり、「怖い」と感じる人がいるためです。シールなどで隠すか、タトゥーOKの公衆浴場を探すといいでしょう。
いかがでしたか?
公衆浴場に行く機会があれば、今回ご紹介したポイントを意識して、日本の温泉文化を楽しんでくださいね。
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