日本の公共トイレの使い方を解説!快適に利用するためのポイントとは?

日本で暮らす

「日本はトイレがきれい!」と感動する人は多いのではないでしょうか。日本には街のあちこちに公共トイレがあり、無料で使える上に設備も整っていて、とても便利です。

でも、使うときに知っておきたいマナーやルールもいくつかあります。

今回は、日本の公共トイレを気持ちよく利用するためのポイントをご紹介しましょう。

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■トイレの種類別の使い方
日本のトイレには、「洋式」と「和式」があります。最近の日本の公共トイレはほとんどが洋式ですが、古い施設では和式トイレのこともあります。洋式は、椅子のように便座に腰掛けて使用します。和式は、便器をまたいでしゃがんで使用します。和式は、「金隠し」と呼ばれる便器の丸い部分を前にして使いましょう。

■トイレットペーパーは流す
日本では、使用したトイレットペーパーは便器に流します。使用後のペーパーはゴミ箱に捨てる国もあるでしょうが、日本ではそのまま水に流して大丈夫です。ただし、ペーパータオルやウェットティッシュなど、トイレットペーパー以外のものは絶対に流さないでください。詰まりの原因になり、トイレが使えなくなってしまいます。

■清潔に使う
公共トイレは清潔に使うよう心がけます。便器の外に飛び散らないよう気を付けて用を足し、排泄物はきちんと流します。トイレの横に設置してあるゴミ箱は、生理用品やトイレットペーパーの芯を捨てるためのものです。汚物を拭いた紙や、トイレで出た以外のゴミを捨てるのはマナー違反ですので控えましょう。

■注意書きをよく読む
日本のトイレは多機能化が進んでおり、温水が出たり手をかざすだけで水が流れたりします。使い方がわからないときは、レバー・ボタンの表示や壁の注意書きやよく読みましょう。注意書きは、たいてい外国人向けに多言語に対応しています。

■手洗いをする
トイレの後は、きちんと手を洗います。液体ソープのディスペンサーが設置されている場合は、使用して手を清潔に保ちましょう。洗った後は、備え付けのペーパータオルやハンドドライヤーで乾かします。多くの日本人と同じように、ハンカチを持ち歩くと便利です。

■喫煙や飲食はしない
トイレ内での喫煙や飲食は厳禁です。多くのトイレには「禁煙」「飲食禁止」の表示がされているので、必ず守りましょう。特に喫煙は、タバコの煙で火災報知器が鳴ったり、トイレットペーパーに引火して火災になったりする可能性もあり、罰則を受けることがあります。

日本の公共トイレがきれいなのは、1人ひとりがマナーを守り、他の人のことを考えて使っているからです。ちょっとした配慮で、みんなが気持ちよくトイレを利用できます。 日本の公共トイレを使うときは、今回ご紹介したポイントを意識してみてくださいね。

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