好きな日本の食べ物は何ですか?「寿司」「ラーメン」「カレー」など、いろんな意見があるでしょうね。
今回は、日本の食事をもっと楽しめるよう、飲食店での基本的なマナーをお伝えしましょう。
■入店するとき
店員に案内されてから席に着くのが一般的です。席が空いていても勝手に座るのはやめましょう。入り口付近に券売機が設置されているお店では、先に食券を購入します。
■注文するとき
店員が水とおしぼりを持ってきてくれたタイミングで注文します。日本語が苦手でも、メニューを指させば通じます。最近は、スマートフォンでQRコードを読み取ってセルフオーダーできる店も増えており、多言語に対応していることも多いでしょう。
複数人で来店した場合は、必ず1人1品は注文しましょう。水とおしぼりは無料です。
■食べるとき
くちゃくちゃと音を立てて食べるのは、日本ではマナー違反です。周りの人を不快な気分にさせるので、口を閉じて静かに噛みましょう。ただし、ラーメンやうどん、そばなどは例外的に音を立ててすすってもOKです。器を持ち上げて、スープを飲み干したら「美味しかった」のサインになります。人前でのゲップは、日本人にとっては下品な行為なので控えます。
■食べ残しや持ち帰りについて
日本では、料理を作ってくれた人への感謝を込めて、完食するのがマナーです。自分が食べきれる量を注文し、食べ残しをしないよう心がけましょう。また、日本は食べ残しを持ち帰る習慣はほぼありません。特にお刺身や生ものの場合、衛生上の理由で持ち帰りを断られることがほとんどです。どうしても持ち帰りたい場合は、店員に相談してみましょう。
■会計するとき
食事が終わったら、必要以上に長居せず、会計を済ませましょう。テーブルでの会計ではなく、入り口付近のレジに伝票を持って行って支払うのが一般的です。チップは不要です。キャッシュレス決済に対応しているお店は増えていますが、現金のみのところもまだ多いので、食事代程度の現金は持ち歩くようにしましょう。
いかがでしたか?
「節約のために自炊している」「食べられない食材がある」「日本食は口に合わない」など、外食をあまりしない人も多いかもしれません。
でも、外食も日本の文化を知る上で欠かせない体験です。外食する機会があったときは、ぜひ参考にしてくださいね。ちょっとしたマナーを意識することで、楽しい時間を過ごせますよ。
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