あなたの常識が日本ではマナー違反?公共の場でのふるまい方を解説

日本で暮らす

日本の暮らしの中で、母国と違う文化やマナーに戸惑うことはありませんか?母国では当たり前の行動が、日本ではマナー違反になることもあります。

たとえば、「チッチッチ」と舌を鳴らす舌打ち。国によっては、何気ない日常動作かもしれません。でも、日本では舌打ちはイライラや怒りの表現です。人前での舌打ちは、周囲をとてもイヤな気持ちにさせます。仕事中にいつもの癖で舌打ちをすると、「失礼な人」と思われてしまうでしょう。

誤解やトラブルを避けるためにも、日本の文化やマナーをもっと知っておきたいですよね。特に、たくさんの人が集まる公共の場では、マナーを守って行動したいものです。

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今回は、日本の公共の場での基本的なマナーをお伝えしましょう。

■大声を出さない
公共の場では、大きな声を出してはいけません。大きな笑い声や電話の声は、静かに過ごしたい人にはとても耳障りです。エレベーターや電車内などの狭い場所では、会話も通話も控えます。1人ひとりが静かに過ごすことで、快適な空間が保たれます。

■ゴミを捨てない
道ばたにゴミを捨ててはいけません。日本の街中には、ゴミ箱はあまり設置されていません。出先で出たゴミは、持ち帰って自宅で捨てるのが一般的です。また、唾を吐き捨てるのはとても下品な行為ですので控えます。マナーを守ることで街がきれいになります。

■公共物を大事にする
公園のベンチや遊具、公衆トイレ、駅の設備など、誰もが使う公共の設備を汚したり壊したりしてはいけません。例えば、日本は桜が有名ですが、枝を折るのは違法です。同様に、公園の草花を摘んでもいけません。目で見て楽しみましょう。

■座り込まない
路上で座り込んで、他の人の通行を邪魔してはいけません。外国人が集団で座り込んで飲食して騒ぎ、ゴミを放置して去るケースが多発しています。路上はみんなが歩く場所。迷惑になる行動は慎みましょう。

公共の場では、これらのマナーを守るだけでも日本人とのトラブルの心配が減らせます。

日本には、相手を思いやる文化があります。他の人に迷惑をかけないよう、公共の場ではことさら気を配ります。残念ながら、日本人にも電車で騒いだりゴミをポイ捨てしたりする人はいますが、ほとんどがマナーを守って生活しています。

「郷に入れば郷に従え」という言葉もあります。日本に来たからには日本のマナーを守って、快適に暮らしましょう。

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